振興区方針
元気でやすらぎのある八幡地域作りを推進する。
会長挨拶 (平成29年4月1日)
先代の会長である中島吉穂様が平成28年10月21日に急逝されました。そのあとを継いで会長に推挙され就任いたしました新川でございます。平成28年11月1日から会長として故中島様の残任期間5か月を務めさせていただき、4月の総会によって再任されました。微力ではございますが八幡地域の振興に邁進していきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。 基本的には前会長の方針である「八幡振興計画」に沿った施策を踏襲して行きます。その内容は「福祉の推進」「地域活性化の推進」「定住促進」「組織体制の強化」の4項目を重点とした事業を推進します。「福祉の推進」では、介護保険制度改革がなされ、国も地方も地域包括ケアシステムの構築を叫ぶこの時期にデイホームに次ぐ事業探索として、振興区の役割と範囲が拡大される中で事業展開を模索していかなければなりません。
「地域活性化の推進」では、地域資源を生かした事業、そして地域活性の各アイデアを精査していく上で見えてくるものと思います。
「定住促進」では、地域マネージャーを採用して空き家の実態調査や「庄原市空き家バンク」への登録、定住希望者への情報提供や相談を行ってゆくことでI・Uターン者を八幡の地へ迎え入れることができるようにしていきます。
「組織体制の強化」として、振興区事務局・支部・専門部それぞれの役割と事業の在り方を明確にしていきたいと思います。
八幡自治振興区は、NPO八幡創生プロジェクトが設立され連携して地域の課題解決に向けて各種事業に取り組んでいきます。
NPO八幡創生プロジェクトの設立により実現したことを次に挙げます。 保育所が新年度からNPOが設置母体となり「ぽんぽこ山保育園」として出発しました。 八幡小学校の魅力つくりとして「いいやま子供塾」が毎週金曜日の放課後開催されていま す。 地域送迎事業として、デイホーム参加者(元気塾)・子供塾・保育園児の送迎と保育園の食事を運搬しています。
最後に、少子高齢化が叫ばれて久しいこの時代に生きてゆくことを宿命として八幡の自治振興に取り組んでいくことが、先人への感謝と子孫へ対する誇りにつながるものと確信しております。皆様のご指導・ご支援のほどよろしくお願いいたします。
平成29年6月1日
庄原市八幡自治振興区 会長 新 川 康 正
先の総会で会長職を再び拝命致しました。引き続き宜しくお願い致します。
さてこれからの2年間の役割ですが、昨年度策定した「新八幡振興計画」の具体化の動きを作ることです。即ち「福祉推進」「地域活性化推進」「定住促進」の具体化と「組織体質強化」です。それらの切り口を述べてみます。
先ず「福祉推進」ですが、デイホームに続く事業探索が課題です。その狙い目は介護保険制度の変更に伴い、増々介護予防が求められ、振興区の役割、範囲も拡大する中に事業チャンスがあるのではと思います。防災事業については仕組み作りの視点で展開をすべきと思っています。
「地域活性化推進」はこれまでの観光事業推進、特産品の開発・生産・出荷推進に合わせ、今回振興計画策定の中で出た、地域資源を生かした各種事業案、アイデアを精査する中に方向が見えてくるのではと思います。その中において「修学旅行生民泊体験受入事業」は地域の魅力再発見、受入家庭の活性化の観点からも評価できる事業と考えます。
今春八幡への定住希望がありながら希望住居が見つからず実現しませんでした。一方八幡には多くの空家があり、その活用が叫ばれながらも活用のための「庄原市空家バンク」には八幡の登録はされてません。先ずは空家の棚卸を切り口にし、現状を把握した上で、行政との役割分担を明確にして「定住促進」の今後の展開を企画していきたく考えます。
振興計画を進めるには組織の総合力が必要です。「組織体質強化」と題して本部と支部の関係、特に支部の役割と事業の在り方等を明確にしていきたいと思います。
以上を其々役割分担し推進していきます。ご指導ご鞭撻のほど宜しくお願いし、ご挨拶と致します。
平成27年5月19日
八幡自治振興区
会長 中島吉穂