八幡の伝統文化財

比婆荒神神楽は単なる神楽でなく、神事と一体になっている点が評価されて国の文化財指定となっている。古くから東城、西城地域で伝わるもので、この八幡地域でも盛んに奉納されてきた。森神司中島家には森・田黒地域で大神楽、御戸開き神楽も含め、安永年間より111回開催の資料が現存している。最近は平成14年の八幡自治振興センターを大当屋とした大神楽、そして平成16年の御戸開き神楽で最後となっている。

小左衛門踊りはこの地方に伝わる盆踊りです。江戸中期に農民のために活躍した野尻小左衛門にちなんで「小左衛門踊り」として伝承されている。森地域では昔 小左衛門のお堂を囲んで踊っていましたが、今は八幡自治振興区主催の盆まつり大会で毎年踊っている。

神儀は八幡にある7社の神社の秋の大祭(2社においては春の祈年祭でも)に奉納されてきた。鉦で先導し、子供達が太鼓をうちます。今は子供達が少なくなり大人で奉納しているところもある。

神儀