振興区活動

持続可能な地域活動のお話を伺いました

今年の振興区視察研修は、獣害対策について学ぼうと島根県美郷町に伺いました。
今夏のものすごい猛暑のため、当初予定していた獣害対策の展示圃場見学などは中止となり、近くの集会所内でお話を伺うことになりました。

「雅ねぇ」こと井上雅央さんからは、心構え的な事についてのお話がありました。国の施策やらいろいろ話が広がったんですが、つまるところ何事も「自分たちで主体的に考えて行動しないとダメだ」ということ。
なので獣害対策でも、美郷町には美郷町にあった対策を、八幡には八幡にあった対策を、自分たちが考えてやらないと効果がないのだそうです。ナルホド!

つづいて旧吾郷(あごう)婦人会長の安田兼子さんからは、井上さんとの出会いから獣害対策に取り組んだこと、そこから自分たちでいろいろ考えて青空市場を作ったこと、活動が広がりを見せ、現在に至るまで地域ぐるみで活動が続いていることなどお話しくださいました。

その後はざっくばらんに歓談。
こうした地域ぐるみの活動を20年近く続けてこられた秘訣みたいなものを伺ってみると、役場の安田さんから「地域や生活の中でやりたいこと、やらなければならないことだから続けられている。自分も役場職員という立場ではなく、地域の1住民として活動している」とお答えがありました。

今回、いろいろお世話いただいた安田亮さん
横にはイノシシのなめし皮を使った創作品がズラリ

残念ながら聞きたかった獣害対策のお話を伺うことはできませんでしたが、何かしら活動に対する元気をもらえたような気がしました。今度は井上さんを講師にお招きし、八幡にあった獣害対策を学ぶ機会を設けられたらと思います。

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